HIEDA NET Corpration
事業内容 会社概要 障害情報 Contents 今日の恭麿
HIEDA NET Corpration
 > Today


 

08月16日
面白いアクセスログだ

06:06:38 220.96.187.148 - GET /strange/ntt01.htm 200 http://srd.yahoo.co.jp/PAGE=P/LOC=P/R=28/*-http://www.hieda.net/strange/ntt01.htm

こんな検索をする人って、
 「御注進!御注進!大変です!こんなこと書かれています!」
ってタイプだろうか?それとも、そんなタイプから御注進を受けた人?

Ultra wideなSCSIでRAIDを構築中

昨日からの続きである。

朝には初期化が終わっていた。OSをインストールする。このスピードが速い。以前にCompaq Prolientを二台、SMART 3200 Arrayで構築した時にも早く感じたが、やはりRAID5はよい。断然スピードが違う。

Adaptec AAA-131U2はUltra2 SCSIである。今回ディスクはU160のIBM DDYSを利用。U160の速度は出ていないが、LVDの80は出ている。32bitPCIのバス速度が133MB/secだから、80MB/secが5台 = 400MB/secになるので、既にPCIバスは飽和している。アダプタがU160仕様であったとしても、これ以上の速度向上は無いだろう。これ以上望むならば、マザーを64bitPCIやPCI Exress対応のものに交換し、ホストアダプタコントローラをU160のものにすることだ。

このアダプタは、Compaq SMART 3200と異なり、論理ディスク容量を細かく指定できない。SMART 3200は20GBのディスク5台で、OSからはそれぞれ別な物理ディスクとして認識可能な、論理ディスク1 = 4GB 論理ディスク2 = 8GB 論理ディスク3 = 68GB 合計80GBの構成が可能だ。

しかし、AAA-131U2はArrayを組むディスクを選択すると、その容量全てを使用してArrayを組むので、RAID5を構成する場合、

などという方法しか選べない。

Windows 2000や2003では、ドメインコントローラーとして構成した場合、Active DirectryのデータベースNTDSフォルダが存在するディスクはキャッシュが無効になる。そこでRAIDで作成した各Arrayの、

  • 論理ディスク0にCドライブ・Dドライブ
  • 論理ディスク1にEドライブ
  • 論理ディスク2にFドライブ
という構成にして、
  • CドライブにOS
  • Dドライブにアプリケーション(明示的にインストール先を指定できる場合)
  • Eドライブに(ユーザーのホームディレクトリなど)様々な作成データとpagefaile.sys。
  • FドライブにNTDS
と割り当てを行いたい。SMART 3200ではこれが可能。しかし、AAA-131U2では出来ない。ハードウェアRAIDというだけで随分パフォーマンスがあるので、パフォーマンス低下は微々たるものかもしれないが、残念である。

どこぞのチームで「サーバーのディスクパフォーマンスが出ない。」なんて言っていた人々がいた。そのサーバはドメインコントローラで無いそうである。しかし、pagefile.sysの存在する論理ディスク(論理ドライブではないぞ!)がどこにあるか?とか、全ディスクのデータ転送がディスクコントローラーのデータ転送速度やPCIバスのデータ転送速度を飽和させているか・いないかなど、考慮していれば速くなるはずなのだけれどね。
※ こんな話をすると、「オタッキーだ!」という方が時々いらっしゃる。この程度の知識は別にオタッキーでもなんでもなく、サーバー管理やネットワーク管理・ヘルプデスクをしているエンジニア必須の基本的なPCハードの知識だと思う。そこで「オタッキーだ!」と発言する人は、このような基礎知識が無いということになるのだから、サーバー管理やネットワーク管理・ヘルプデスクをしていては駄目だな。少なくとも「私はエンジニアです。」なんて自称しちゃ迷惑だよ。

GA 6BXDはCD-ROM最優先のBoot設定に出来ない

BIOS上は設定可能だ。しかし、マシンがどのように設定されたかを表示した後、メディアにアクセスする段になって停止する。Ctrl + Alt + Del は受け入れられるので再起動も可能。どうやらCD-ROMが挿入されていない場合に飛ばして次に行くことが出来ていないようだ。

  • A, CD-ROM, C 設定でFloppyとCD-ROMを挿入していないと停止、HDに行かない。
  • CD-ROM, A, C 設定でCD-ROMを挿入していないと停止、Floppyに行かない。
  • CD-ROM, C, A 設定でCD-ROMを挿入していないと停止、HDに行かない。
という状況である。BIOSのせいなのか、CD-ROMドライブのせいなのかまだ切り分けをしていない。いずれもCD-ROMが挿入されていると、CD-ROMで起動する。

まぁ、CD-ROM起動でWindowsをインストールしようとすると、AAA-131U2のドライバが入っていない状態でインストーラーが起動するので、「大容量記憶装置のインストール」画面でAAA-131U2のドライバをインストールしても、あとでDiskが無いというメッセージで先に勧めない(NT4)か、ブルースクリーンになる(NT3.51)。起動FDを利用する方法でインストールすれば可能である。このようにCD-ROM起動をする状況がまず無いので、CD-ROM起動できなくてもOKとする。必要ならばその都度BIOS設定でBoot Sequenceを変更すればいいのだ。




 (C)2003 HIEDA NET Corporation All rights reserved.