今日の恭麿
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※ 大規模ネットワークでNetBIOS名前解決を複数WINSサーバに任せるとき、WINSデータベースのレコード・WINS を利用した名前解決結果に矛盾が無いように、神様を決める方法がある。ハブ・アンド・スポーク・トポロジで、
  • 中央サーバをPushパートナーに、
  • エッジサーバ達をPullパートナーに
する。各サーバがデータ更新すれば、いつも、中央サーバと同じエントリを保持することとなる。

MCP試験でも、FAQレベルの事例だが、こんなこと知らないで議論している自称Windowsエンジニアサンたちの発言内容が聞こえてきてしまったので、うずうずしていた天災である。きっとまともにMCP試験を受験していないのだろう。

発言を求められなかったのでここに記す。
※ 発言を求められなかったということは、天災に対して

  • 只者ではない!
が判らなかった、ということにならないか?となると、彼らのITスキルも対したこと無いっこと?。

それなりにITスキルがあれば目の前の人がどの程度出来る人なのかを測るのも可能。

各クライアントPCが、名前解決時に複数のWINSサーバを見に行くようにする必要なし

実際そんなこと出来ない。Primaryで名前解決できないからSecondryに訊きに行くか?Primaryサーバに接続できたという時点でSecondryを利用しない。ひとつの名前解決でプライマリとセカンダリと両方に訊くなどという、複数サーバを利用することは無い。

プライマリサーバに接続できないときにセカンダリに訊きに行く(或いはその逆)

通常、プライマリとセカンダリはお互いをPush-Pullの双方向更新の関係に構成する。すると、一台死んでも名前解決は行われる。ということでリダンダンシイを確保できる。

サーバ同士で、お前がプライマリ、僕がセカンダリ、と考えているのではない

WINSクライアントが名前解決にどちらを優先して利用するかの順位を、WINSクライアントに設定する。

サーバと呼ばれるWINSクライアントでも同様。名前解決にどちらを優先して利用するかをWINSクライアントに設定する時のパラメータである。

天災はMCSEを複数持っているのだけれど・・・

大枚支払っている契約期間中なのだから、判る奴に訊けば良いのにね、なんて考える。

こうやって、このページで教えちゃうなんて、やっぱり天災って親切だなぁ・・・

初出 Jun 29 2007
最終更新日 Jun 29 2007


 

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