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阪神淡路大震災の時に・・・

ロサンゼルス大地震で、高架道路が崩れ落ちている映像がテレビ・新聞に流れたときに、当時の建設省や学者さんたちは、
 「日本ではこのようなことは起こりません!」
と言った。

ところが、阪神淡路大震災では高速道路の高架部分はその多くが崩れ落ちた。

今回のミネアポリスの橋崩落事故でも・・・

冬柴国土交通相が
 「日本ではあのような事故は起こりません!」
と言っているが、信じないぞ!。

道路の高齢化

首都高速道路でコンクリート変落下なんてしょっちゅうある。

国土交通省が2月に自治体管理の道路橋の定期点検状況を尋ねたら、7県と1567市町村が
nbsp;「実施していない。」
と言う。
※ 国管理の道路では5年に一度点検しているそうです。

橋の寿命は50〜70年

国内の14万基のうち、築後50年以上の橋は、

  • 06年度 6%
  • 16年度 20%
  • 26年度 47%
になる。(国土交通省調べということで朝日新聞 8月4日 朝刊より)

でもメンテナンスの予算が無いんだと!

政府の公共事業予算は毎年削減。談合やばらまき予算で利用しもしない豪華なハコモノばっかり作ってきたたかり構造の国だから、国は借金まみれでメンテナンス予算はないそうだ。

役人は国民から吸い上げた予算を消費することだけを考え、もと国営企業をはじめ多くの大手企業はそこにたかる。経済構造が「たかりの構造」になっているんだね。

で新規土木事業で環境破壊はしても、作ったものをメンテナンスすることは誰も考えてこなかった。

今お金があってもこれは後でメンテナンスとして使う予定だから、という考え方が本当の予算と思うが、これを考えていた人はいなかったということ。

一回作ってしまえば半永久的にずっと使える・そこにある、なんて考えていたとしか考えられん!

それって、お馬鹿な人が

冷蔵庫は魔法の箱!中に放り込んでおくだけで、半永久的に鮮度が保たれる!

とでも考えているんじゃないかと思われる行動をして、半年や一年以上前の腐った食べ物が冷蔵庫に保管されているのと似てないか?

整備新幹線や新中央環状線・圏央道・外環道伸延なんかより、メンテナンスじゃないか?

初出日 04 Aug 2007
最終更新日 04 Aug 2007


 

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