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 > これは変だよ  > 意識した差別と無意識の差別と


 

いづれにしても差別大嫌い!だが、無意識の差別は当人が差別意識していないだけに、性質が悪い。

あの人は呼びたくない!プライベート飲み会編

嫌いな人を酒の肴にして飲むときに、その肴となる人を呼ばないのは古今東西正統派の呑み方である。これから悪口を言って盛り上がるのに当人を呼ぶのは相当意地悪である。呼ばない事がお互いのためである。

その飲み会のメンバーとして誰を呼ぼうか?と考えるときに、

  • よく知らない人だがこれから仲間にしたいから呼ぶ
  • よく知らない人だから、呼ばない
という選択がある。天災のように嫌われているから呼ばれないのが判っている時には気が楽だが、よく知らないから呼ばれない、のと、よく知らない人だがこれから仲間にしたいから呼ぶ、との判断理由は呼ぶか呼ばないか決定した人にしか判らず、
  • 何で呼ばれたのか判らないけれど楽しかった
  • 何で呼ばれなかったのか判らない。僕って嫌われているの?
という大きな気持ちの相違を生む。まぁ、プライベートの飲み会ならば、呼ぶか呼ばないかは主催者にあるので、
  「何で呼ばないんだよ!えっ?」
と問う方が野暮である。

さて、

  • 嫌われているから呼ばれない、のと
  • よく知らない人だから呼ばれない、のは、
全く異なる。
  • よく知らない人だがこれから仲間にしたいから呼ばれる
という人がいる以上、
  • よく知らない人だから呼ばれない、
というのは、新たな差別を生む。主催者が差別を意識しているのかどうかは知らぬが、
  • 差別を意識していたなら確信犯だし、
  • そんな大それた事考えてもいなかったのなら、無知である。

  • この程度の飲み会の事でそんなことを言わないでよ!、そんなつもり毛頭ないぜ!
と言うのはあまりにも無知である。差別というのはそのような何気ない差別とは思いもしていないところから生じる。

悪意の無い無意識の差別の方が性質悪い。

無知差別を生む。差別を生じさせないようにするには意識しなければならない。

あの人を呼ぶ事さえ意識していなかった!プライベート飲み会編

さて、この項は全面改訂である。先日ここに書いたことに匹敵する事を天災がしてしまったから。

とても素晴らしい奴が
  「動悸息切れに求心なんて気を使わせたくない」
という。自分に対して気を使わなかった人たちがいる、その人たちに気を使わせたくないという。社会人にもなって気を使わなかった人たちがいるのだが、素晴らしい奴はそれを気にしないという。なんて素晴らしい奴だ。

有難く、また、更に素晴らしいのは、彼がその事を僕に伝えてきた事。

彼は、

  • 僕が強烈に拒否し、反発する
かもしれないことも覚悟しただろう。でも、そのようなマイナスな想念より、前向きな
  • 災い撒き散らす天災さんでも僕の気持ちを受け止められる
方に賭けたのだ。そのような意味では、彼は人を見る目がある。天災は今回は恥じ入る。m(__)m

みんな、自分のしでかした恥かしい事を突っつかれたくないし、無かった事にしたい。だから言い訳もする。勇気をもって
  「知らなかった事とはいえ、御免なさい。」
を言えるようになりたい。

あの人は呼びたくない!行事としての飲み会編

随分以前のことだが、その年度の3月いっぱいを持って

  • チーム編成が変わる
  • プロジェクトを離れる人もいる
事が判った事から、T中隊長からも宴会部長と呼ばれている人が、チームの飲み会を提案した。

通知はメールで回ってきたが、チームに所属している全員から2人を除いた人たちが宛先であった。そこで、出欠の返事の前に
  「この飲み会はプライベートなものか?、それともチームとしての行事なのか?」
を質問したが回答は無かった。そこで僕は出席しない事を表明した。多くのチームメイトが「大人気(おとなげ)ない」と批判した。僕はここに差別の匂いを感じた。

宴会部長は意図してある2人を宛先に加えなかった。一人は呼んでも忙しいということでどうせ来ないからという思い込みで。これでも一応は声をかけてみて「ごめんね。忙しいから。」を回答として頂けばいいことではないか!たまたま時間がとれるという可能性もある。最初から訊かないというのは良くない。

もう1人は宴会部長が嫌いな女性である。しかし、チームの行事として飲み会を執り行うのであれば、好き嫌いで声をかける・かけないをしてはいけない。(なぜだか説明しなくても判るね。)

通知メールの回った翌日のアサミで小隊長が
  「飲み会があるようですね。僕は出席です。」
と態度表明。そのときにこの女性が、
  「えーっ、聴いてないよ〜。な〜に、それ?」
となった。宴会部長は小隊長がしゃべったときから、
  「ありゃりゃ、まずいよ、ばれちゃったよ。内緒にしときたかったのに。」
という顔つき。お知らせしたらまず来る人だ、知らなければ来ないだろう、と考えている。最低な奴である。

小隊長のやり方は上手い!僕は正面から抗議したが、小隊長は素っとボケたふりで全員参加を狙った。誰も傷つかない方法を取ろうとしたのだろう。でも僕はこの時だけでなく今後の事も考慮し「おまえのやったことは駄目だ!」と通告する方法を選ぶ。

プライベートの飲み会ならば、主催者がどなたを呼ぼうがどなたを呼ばなかろうが、全くお構いなしでよい。勝手にやっておくんなさい、である。しかし行事としての飲み会ならば、恣意的に参加者を決めるのは間違いである。こんな奴に行事としての呑み会幹事をやる資格は無い!

こんな馬鹿ヤロウなのにT中隊長は
  「宴会部長!
と誉めている。どうかしているな。

宴会部長が誰か知りたいって?123だよ!

最終更新日 26 Jun 2005


 

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