付録A
よく使用されるLDAPAPI関数
表A.1に、よく使用されるLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)関数と説明を示します。
表A.1LDAPのC言語API
API名
説明
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ldap_open
LDAPサーバーとの接続を開始する。
ldap_bind
LDAPサーバーディレクトリのクライアントを認証する。
ldap_unbind
LDAPセッションに関連付けられたすべてのリソースを解放する。
ldap_search
LDAPディレクトリを検索し、要求された一連の、適合する各エントリの属性を返す。
ldap_modify
既存のLDAPエントリを修正する。
ldap_modrdn
LDAPエントリの相対識別名を変更する(この関数は旧来の方法であり、LDAP 1実装との下位互換性を提供することだけが目的である)。
ldap_add
LDAPディレクトリにエントリを追加する。
ldap_delete
LDAPディレクトリからエントリを削除する。
ldap_abandon
クライアントがこれを呼び出すと、ほかの進行中の非同期LDAP呼び出しが取り消される。
ldap_result
非同期操作の結果を取得する。
ldap_result2error
メッセージの解釈とエラーコードを返す。
ldap_err2string
LDAPエラーコードの数値を、エラーを説明する文字列に変換する。
ldap_first_entry
最初のエントリのメッセージを返す。
ldap_next_entry
検索結果チェーンからエントリを取得する。
ldap_count_entries
サーバーが返した検索エントリの数をカウントする。
ldap_first_attribute
指定されたディレクトリエントリについて、最初の属性を返す。
ldap_next_attribute
指定されたエントリについて、次の属性を返す。
ldap_get_values
あるオブジェクトの指定した属性の値を取得する。
ldap_get_values_len
指定した属性の値の一覧を取得する。LDAPディレクトリサービスは、検索応答を処理するときにこの情報を使用する。
ldap_get_dn
指定したエントリの識別名を取得する。
ldap_explode_dn
エントリ名をコンポーネントパーツに分割する。
ldap_dn2ufn
識別名をユーザーにわかりやすい形式に変換する。
すべてのLDAP関数呼び出しの詳細(英語)については、http://windows.microsoft.com/windows2000/reskit/webresources/の「Web Resources」ページで「Microsoft Platform SDK」リンクを参照してください。