DHCPクライアント


この実習をする前にDHCPサーバーサービスをアンインストールしておく必要がある。
なぜならばMicrosoft DHCP サーバーサービスはDHCPクライアントになれないからである。
DHCPサーバーサービスをアンインストールすることでDHCPマネージャー(Dhcpadmn)が 削除されてしまったときには「準備」の手順5または6を行う。


手順

  1. ファイル名を指定して実行から"Dhcpadmn"を入力。"Enter"


  2. インストラクターに指定されたDHCPサーバのIPアドレスを登録する。
    指定以外のサーバーエントリをすべて削除すること。


  3. クラスの中でただ一人指名された受講生のみ "172.16.100.0"のスコープを作成する。

        172.16.100.1 開始
        172.16.100.200 終了
        255.255.255.0 サブネットマスク

    「リースをアクティブにする」かという質問には「No」である。

    「DHCPオプション」−「スコープ」で、

        "003 ルーター"          "172.16.100.1"
        "006 DNSサーバー"       "172.16.100.21"
        "044 WINS/NBNSサーバー"  "172.16.100.21"
        "046 WINS/NBTノードタイプ" "0x8"

    を作成後、作成したスコープをアクティブにする。


  4. (ここからは全受講生が行う。) 左ペインで作成したスコープを選択後、右ペインに選択したオプションが表示されていることを確認。


  5. 「ファイル名を指定して実行」より"CMD"を起動。


  6. コマンドプロンプトで"ipconfig /all"を実行、表示内容を確認。特に

      Node Type
      Physical Address
      DHCP Enabled
      Autoconfiguration Enabled

    の内容を確認。


  7. 「ファイル名を指定して実行」より"wntipcfg.exe"を起動、表示内容を確認。


  8. DHCPマネージャの「スコープ」−「予約の追加」で

       IPアドレスに自分のコンピュータのIPアドレス 172.16.100.xx
       一意のIDに Physical Address (ハイフン"-"は不要)
       クライアント名に Intxx
        ("xx"は自分のナンバー)

    を入力。


  9. デスクトップ上のネットワークコンピュータの右クリック−「プロパティ」から「プロトコル」タブ−「TCP/IPのプロパティ」で、IPアドレスを自動取得に設定する。
    TCP/IPのプロパティ・ネットワークのプロパティをそれぞれ"Ok"で閉じ再起動する。
    (この操作でDHCPクライアントになる。)


  10. ログオン後、"CMD"を起動し"ipconfig /all"で 5での内容と比較する。
    "wntipcfg"も起動し 6での内容と比較する。


  11. DHCPマネージャーを起動、左ペインにスコープが見えない場合、登録サーバーアドレスをダブルクリックしスコープを表示する。
    スコープ"172.16.100.0"をダブルクリック、内容を確認。
    自分のマシンを選択後「削除」ボタンで削除する。
    最新の情報表示を確認にする。


  12. コマンドプロンプトから"ipconfig /renew"("wntipcfg"の「renew」ボタンでもよい)を実行後、"ipconfig /all"の表示を確認し、更にDHCPマネージャの「アクティブリース」の最新情報を確認する。


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